万里の果てに

日々の日記と好きなものについて

アマオケ雑感

突然なんですけど、所属しているアマオケは、お世辞にも上手とは言えずそもそも人数が足りなさ過ぎてパートも揃わず運営も皆でやるしかない、でも歴史だけはある楽団なのですが、こないだおもしろいことを言われました。

その人は楽器もとても上手だし耳も肥えてるし熱意もあるので、入ろうと思えばどこでも、もっと上手できちんとしてていろんな曲やれるところに入れるんだけどなんかずっとうちに来てくれてて、一度聞いてみたいなと思ってたら聞いてないのにしゃべってくれたんですけど。

うちのオケの演奏は、感動するって。お客さんも楽しいと思うって。そういう点では中央、まあうちで言うと県庁所在地にあるようないくつかのオケよりもずっと上だって。
(比較して貶すつもりはないんだけどとりあえずその人が言ったまま書くね)

その人が言うには、中央のオケもいくつか聴きに行ったと。私なんかそんなこともしないで近いから今のオケに来続けてるだけなんだけども。で、まあそれなりに上手いけど、つまんないと。音程、縦の線、とかそんなことを気にしてる演奏。けっこう有名な指揮者とかも呼んでるけど、この指揮者ならもっとその先の表現もできただろうにオケが技術的なことばっか気にしてて、管楽器のソロは周りの耳を気にしちゃって、緊張が客席で観ててもわかると

とても納得したのよ。ソロとか失敗したら、他の団員に何か言われる、って思うんだよね。お客さんじゃないのよ、他の団員の耳を気にしてるの。そういうときってもう全然いい演奏できないの。学生のとき怖い先輩とやってて全然楽しくなかったときの感覚のまま。

うちのオケはそれがない。たぶん、団員でそういうこと言う(失敗したときに文句とか言う)人が今いないから。ちょっと前まではいた。私はそれすごく嫌だったけど、むこうがいろいろ運営とかに文句つけて辞めてった。
あと、少ない団員がそれぞれ“うちのオケの演奏会だ”と思ってやってる。他人ごとの団員がいない。大きなオケになるほど、運営以外の団員のそういう気持ちの部分って難しいと思う。

もう一度言うけど団としてはほんと人数少なくてトラがいないと演奏会できないし、いる団員も弦楽器なんかほとんど大人になってから始めたような人ばっかりで、トラのおかげで演奏会が形になっている状態で、決してこのままでいいとは思ってないけど、そのトラの人たちが何度も来てくれたり打上げにも来てくれたりけっこうドップリ浸かってくれるのは、きっとそういう他にない楽しみみたいのがあるからなんだろうね。

と、とても納得しました。
もちろんどっちがいいかはその人によるし、私だってやっぱりたまにはもっとちゃんと人数揃った上手いオケで吹きたいと思うけど、でもなんとなくここを辞めないでいるのはそういうことなんだな。