「ぼくらのショウタイム」はA.B.C-Zそのもの
「ぼくらのショウタイム」公開おめでとうございます!!!!!
さっそく観てきました!
同県内なだけまだ良い方だとは思うけど、それでも県内を端から端まで移動しなければならず、今年の初め頃にはこんなことになっていようとは思っていなかったわけで。
しかも、舞台挨拶のライブビューイングつきのチケットを取ってまで・・・
(私、「まく子」*1もまだ観れてないんですけど・・・県内で上映終わってしまった・・・)
ほんと、何があるかわからないな~人生は。
舞台挨拶はてっきり観終わってからだと思ってたので、最初の登場にまずビビる。心構えができていない。塚ちゃんが「全国~!!」って出てきて、ライビュ先のすべてのイオンシネマの名前を呼んでくれて、その後もずっとライビュ先のことを気にかけてくれていて、「つ、塚ちゃん~~!!!」となった。塚ちゃんが塚ちゃんすぎて。好き。
濱口プロデューサーのサプライズ登場に本当にうれしそうなえびちゃんたち。榊監督にはかなりビシバシやられたそうだけど、口を揃えて「いい経験だった」と言っていて、短期間で本当にいい関係を築かせてもらったんだなぁ、とこちらも嬉しくなりました。
さて本編ですが、一応ストーリー上の決定的なネタバレはないように書いていきたいと思います。が、雰囲気や注釈でちょっと触れるところもあります。
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まず最初に、これまでのデルサタとA.B.C-Zの歩みを見せてくれて、塚ちゃんの言っていたとおり放送地域外の人にも優しい!濱口さんがコンサートに出たときの映像もフルで入っていて、緑色の服を着ていた私、濱口担みたいになってたね。
違う立場の5人が出会って、ひとつの目的のために一致団結するわけだけど、それはA.B.C-Zそのものであり、ジャニーズのグループそのものなんだよね。バンドとかだと、高校生のときに出会って気が合ってバンド組んで、そのままずっとやってきましたみたいなことが多いわけだけど、ジャニーズの場合グループの結成に関しては本人たちが決めるところではなくて。でも「YOUたち今日から(グループ名)ね」と言われて一つ一つの本番をこなしていくうちに「仲間」になっていく。
舞台となっている「テレビの裏側」もそう。オモテに出る演者さんだけじゃなく、ディレクターにAD、カメラマン、衣装さんや小道具大道具、ケータリングに警備員etc...それぞれ専門職だけれど、集まって一つの番組を作る。そのうちに信頼関係を築き上げて「仲間(チーム)」になっていく。
そして私たちが観ているこの「映画(ドラマ)」そのものも全く同じで、今回は特にタイトなスケジュールの中で集まった「榊組」として、この物語を作り上げたと。舞台挨拶での様子やエンディングロールのメイキング、クランクアップの様子を見ても、ちゃんと「仲間」になれたんだろうな、と感じました。
物語で描かれる「とある目的」は、ごくごく個人的な、小さなこと。力を合わせて地球を救うわけでも世界を変えるわけでもなければ、殺人を犯すわけでもない*2、たった2日間の出来事。でも、それぞれの事情や想いをもって、達成のために全力で(文字通り、全力で)走り回るA.B.C-Zが、とてもA.B.C-Zらしくていいなと思いました。
その「小さなことを全力で」やるA.B.C-Z。しかも成し遂げたことは、本人たち以外の大多数の人たちにとっては全く関係のない、預かり知らないこと。ただ。それを見てくれている人は必ずいるし*3、きっと誰かに伝わっている、という作り手の想いと、現実のA.B.C-Zとが見事にひとつになった映画(ドラマ)だったと思います。愛されてんな~!えび!
メンバー全員での映画を、デビュー直後とかじゃなくこのタイミングでできたのってすごく幸運なこと。
彼らのことを、それぞれのキャラクター含めよく理解した上で脚本が作られ演出がなされたということを感じました。榊監督はじめ、関係者の方々のツイートなども非常に興味深いです!
メ~テレさん、ここまでしていただいていて更におこがましいのですが、完全予約受注制作でもいいのでぜひとも円盤化を・・・!よろしくお願いいたします!!!